シフとヴィトマンのブラームスを聴く

ブラームスの2曲のクラリネットソナタ ブラームスのオーケストラ曲はやたらボリューミーで、年をとってからはほとんど聴くことがなくなりました。その一方で室内楽曲、特にクラリネットを含む作品は静かで落ち着いた雰囲気があり、好ん...

タリス・スコラーズの歴史的名盤「アレグリ:ミゼレーレ」

アレグリ、ムンディ、そしてパレストリーナ このことろ、ルネサンス期のポリフォニー音楽の美しさに魅せられています。ウエルガス・アンサンブルの音盤をいろいろと購入しましたが、こちらのタリス・スコラーズも魅力的な録音が数多く音...

キャスリン・ブライアンのフルートに魅せられる

ラウズとイベールのフルート協奏曲 またしてもジャケ買いしてしまいました。触ると火傷しそうな素敵なお姉さんです。一見するとジャスのようなアルバム・ジャケット。こうした風貌の女性ジャズ・シンガーなら、やるせない雰囲気のダミ声...

バドゥラ=スコダのベートーヴェン~その時代のピアノを弾き分けた録音全集

その時代のピアノを弾き分けた録音全集 ベートーヴェンの音盤は、何か磁力のようなものを持って私を引きつけます。ピアノ・ソナタ全集も、もういいだろうと思いつつ、買ってしまいます。このBOXもそうです。フォルテ・ピアノによる全...

バッハ以前の聖トーマス教会のカントールの作品集

カントゥス・ケルンの静謐な響きを味わう クラシック音楽、とりわけ古楽の場合、それがどんな音楽か調べなければ理解が難しいということがよくあります。本盤もそうした一枚です。タイトルを見ても、何が何やらわかりません。 BOX1...