「薔薇の中の薔薇」アントネッロ
アルフォンソ10世「聖母マリアのカンティガ集」を聴く 中世の音楽を探検しているとたどり着く作品の一つがこのアルフォンソ10世編纂の「聖母マリアのカンティガ集」でしょう。13世紀半ばに詩人・楽士・ムーア人の踊り手の協力を受...
アルフォンソ10世「聖母マリアのカンティガ集」を聴く 中世の音楽を探検しているとたどり着く作品の一つがこのアルフォンソ10世編纂の「聖母マリアのカンティガ集」でしょう。13世紀半ばに詩人・楽士・ムーア人の踊り手の協力を受...
軽やか・艶やか・まろやかの21世紀録音 クラシック音楽を聴き始めた30数年前、バッハの管弦楽組曲については「リヒターの指揮した盤(61年録音)があればあとはいらない」的な評論家の言があり、それを鵜呑みにしたまま年月が過ぎ...
バッハをモダン・ピアノで面白く聴かせるフェルナー クラシック音楽を聴き続けて40年くらい経ちました。ようやくバッハの音楽の良さがわかりかけてきました。でも、まだまだ「インヴェンションとシンフォニア」については十分に理解で...
ユングヘーネル&カントゥス・ケルンの瑞々しい演奏 モンテヴェルディといえば、オペラ「オルフェオ」「ウリッセの帰還」「ポッペアの戴冠」、そして「聖母マリアの夕べの祈り」といった大曲が有名ですが、忘れてならないのがマドリガー...
ビルスマと鈴木秀美の子弟コンビによるチェロ ドイツ・ハルモニア・ムンディ・ボックス第1集の一枚です。ヴィヴァルディのチェロ・ソナタともなると、なかなかに地味な曲であり、音盤として購入することをためらってしまうのですが、B...
3つの楽器を弾き分けた、魅力的な協奏曲集 以前、メロディ・チャオによるハイドンのピアノ曲全集(モダン・ピアノ)を取り上げた際、「時代楽器による演奏も絶対に面白いはず」とし、「ハイドンのピアノ協奏曲全集は意外に少なく、知ら...
ルネサンス音楽の頂点としての合唱 ドイツ・ハルモニアムンディのBOX第1集で、まだ取り上げていなかった音盤の一つがこのパレストリーナの宗教合唱作品集です。無伴奏合唱の作品4篇が集められているのですが、心が洗われるような音...
もっと聴かれるべき作曲家、C.シュターミッツ これまであまり注目してこなかった作曲家の一人が、このカール・シュターミッツです。クラリネット協奏曲集に含まれていたかな、という程度の認識しかありませんでした。こうしてBOXも...
ピリオド楽器によるオーボエ四重奏曲集 オーボエが主役となる室内楽曲・オーボエ四重奏曲は、探してみると意外に少ないことに気づきます。検索して出てくるのはモーツァルトぐらいです。でも、そのモーツァルトもK.370の1曲しか作...
モーツァルトに影響を与えた鮮烈なメロディ これまでミスリヴェチェクのヴァイオリン協奏曲集、そして管楽八重奏曲集を聴いてきました。今回、ようやくシンフォニア集を入手、聴くことができました。やはりモーツァルトっぽい音楽世界が...