西洋音楽史上、最も「面白い」中世のドタバタ劇
NAXOS盤「ロバンとマリオンの劇」を聴く 1 はじめに: 700年前からの挑戦状、生きたエンターテインメントの発見 「中世の音楽」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。薄暗い修道院で響く厳かなグレゴリオ聖歌、あ...
NAXOS盤「ロバンとマリオンの劇」を聴く 1 はじめに: 700年前からの挑戦状、生きたエンターテインメントの発見 「中世の音楽」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。薄暗い修道院で響く厳かなグレゴリオ聖歌、あ...
中世の巡礼の旅・音楽追体験 1 はじめに フィリップ・ピケット率いるニュー・ロンドン・コンソートによる名盤「サンチャゴへの巡礼」です。中世ヨーロッパにおける最大の巡礼地の一つ、スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ...
「グレゴリオ聖歌集」録音史の転換点を聴く 「グレゴリオ聖歌」はどれもこれも同じような音楽だとばかり思っていました。旋律が印象に残りにくいことや歌詞が聞き取れないことが原因で、区別がつかないのです。しかしいくつか音盤を買い...
コンソート・オブ・ミュージックの全曲盤 2月14日がバレンタインデーだったからというわけではありませんが、つい思い出してその日はこの音盤集を聴いてしまいました。写本の形がハート型になっているという通称「ハート型の写本」。...
「ビザンツ」は姉、「グレゴリオ」は遠い親戚。 以前、「ビザンツ聖歌」を取り上げましたが、こちらは「メルキート聖歌」です。同じマリー・キーロウズ修道女による演奏です。やはりグレゴリオ聖歌とは異なる、摩訶不思議な音楽空間が広...
グレゴリオ聖歌から、より洗練された音楽へ 年末はヘンデルのオペラとオラトリオを愉しんだのですが、年が明けてからは聖歌をはじめとする中世の音楽をじっくり聴き込んでいます。昨日聴いたのはこの「ヴィジタツィオ」。心が清らかにな...
グレゴリオ聖歌とは異なる響き 以前、「聖歌はグレゴリアン・チャントだけではない」ということで、「ビザンツ聖歌」を取り上げました。今日は「アンブロジオ聖歌」です。流通している音盤がきわめて少ないのですが、中古盤で手に入れる...
人気の高かったヴェンタドルンの詩 中世の詩人・作曲家・歌手であるトルバドゥール。世俗の音楽であり、キリスト教の聖歌とともに、今日の音楽の源流の一つです。トルバドゥールについては、単独の作曲家の作品で編まれた音盤は決して多...
「聖歌」はグレゴリアン・チャントだけではない キリスト教の「聖歌」といえばグレゴリオ聖歌を真っ先に連想しますが、もちろん聖歌はそれだけではありません。グレゴリオ聖歌がカトリックの標準化によって普及する以前から存在していた...
マショーとデュファイをつなぐ作曲家たち 「14世紀の大家マショーと15世紀の巨星デュファイ。この二人の間をつなぐ時代、重要な音楽家は見当たらない」。本盤解説で述べられているとおりです。私の所有する音盤を確認しましたが、該...