バッハ以前の聖トーマス教会のカントールの作品集

カントゥス・ケルンの静謐な響きを味わう クラシック音楽、とりわけ古楽の場合、それがどんな音楽か調べなければ理解が難しいということがよくあります。本盤もそうした一枚です。タイトルを見ても、何が何やらわかりません。 BOX1...

ロス・オトロス「カプスベルギアーナ」

その素朴な響きは吟遊詩人の世界 クラシック音楽の室内楽といえば、ピアノやヴァイオリン、チェロといったあたりをイメージするのですが、バロック音楽の場合は「何でもあり」の感があります。この一枚は、キタローネ、ヴィオラ・ダ・ガ...

ビルスマの「17世紀のチェロのための作品集」

チェロ音楽の源流を知ることのできる一枚 古楽をほとんど聴かなかった頃、チェロという楽器はバッハの「無伴奏チェロ組曲」から始まったのだと、勝手に勘違いしていました。そうではなく、バッハやヴィヴァルディ以前の時代からチェロは...