ペルゴレージ「奥様女中」を聴く~コンパクトながら驚くほどの完成度
コンパクトながら驚くほどの完成度 「あれ、モーツァルトのオペラ?」慌ててジャケットを確認するとやっぱりペルゴレージ。DHM-BOXに収録されている一枚です。モーツァルトより40年以上早く生まれ、モーツァルトの誕生の20年...
コンパクトながら驚くほどの完成度 「あれ、モーツァルトのオペラ?」慌ててジャケットを確認するとやっぱりペルゴレージ。DHM-BOXに収録されている一枚です。モーツァルトより40年以上早く生まれ、モーツァルトの誕生の20年...
カントゥス・ケルンの静謐な響きを味わう クラシック音楽、とりわけ古楽の場合、それがどんな音楽か調べなければ理解が難しいということがよくあります。本盤もそうした一枚です。タイトルを見ても、何が何やらわかりません。 BOX1...
その素朴な響きは吟遊詩人の世界 クラシック音楽の室内楽といえば、ピアノやヴァイオリン、チェロといったあたりをイメージするのですが、バロック音楽の場合は「何でもあり」の感があります。この一枚は、キタローネ、ヴィオラ・ダ・ガ...
シンプルで素敵なラモーの一幕オペラ 以前DHM-BOXに収録されているラモーの歌劇「イポリートとアリシー」組曲(管弦楽組曲)を取り上げましたが、それ以外にも2枚のラモー作品が収録されています。今日の一枚は、バレエ付きオペ...
ドイツ語歌詞によるヘンデル「メサイア」 年末に聴くクラシック音楽といえばベートーヴェンの第九が思い浮かぶのですが、それは日本だけの習慣のようです。出不精の私は、年末はワーグナーのオペラを聴くようにしていた(長い休みでない...
レクイエムという大河の上流付近の音楽 「レクイエム」といえば、モーツァルトのそれをまず第一に思い浮かべてしまいます。次いでフォーレ、さらにはヴェルディ、ラテン語ではないにせよブラームスの「ドイツ・レクイエム」といったとこ...
「嬉遊曲」のようでそうではない 「ディヴェルティスマン」とは、フランス語で「余興」という意味です。したがって、「divertimento」と語源はおなじであり、訳すと「嬉遊曲」となるのですが、本盤に収録されたリュリのディ...
えっ、これってヴィヴァルディじゃないんですか!? えっ、これってヴィヴァルディじゃないんですか!?と、思わず呟いてしまいます。ファッコという作曲家の協奏曲を集めた一枚ですが、聴いた感じはヴィヴァルディです。つまり「いかに...
チェロ音楽の源流を知ることのできる一枚 古楽をほとんど聴かなかった頃、チェロという楽器はバッハの「無伴奏チェロ組曲」から始まったのだと、勝手に勘違いしていました。そうではなく、バッハやヴィヴァルディ以前の時代からチェロは...
古典派の知られざるオペラを愉しむ オペラといえばモーツァルト以降のものと勝手に思い込んでいたのですが、ヘンデルやモンテヴェルディなどを聴き及ぶにつれ、バロック期や古典派のオペラを味わえるようになりました。「DHM-BOX...