タリス・スコラーズの歴史的名盤「アレグリ:ミゼレーレ」
アレグリ、ムンディ、そしてパレストリーナ このことろ、ルネサンス期のポリフォニー音楽の美しさに魅せられています。ウエルガス・アンサンブルの音盤をいろいろと購入しましたが、こちらのタリス・スコラーズも魅力的な録音が数多く音...
アレグリ、ムンディ、そしてパレストリーナ このことろ、ルネサンス期のポリフォニー音楽の美しさに魅せられています。ウエルガス・アンサンブルの音盤をいろいろと購入しましたが、こちらのタリス・スコラーズも魅力的な録音が数多く音...
静謐な音楽に圧倒されます モーツァルトのレクイエムが好きで、いろいろな音盤を集めて聴いています。もちろんレクイエムはモーツァルト以外にも多数の作曲家が遺しているのですが、それを遡っていけば、グレゴリオ聖歌にたどり着きます...
ロンドン中世アンサンブルの描く豊穣な世界 このところ何度か繰り返して聴いていた音盤がこのオケゲムです。「世俗音楽全集」と題された二枚組の音盤。なかなかに聴き応えがありました。 オケゲム「世俗音楽全集」ロンドン中世アンサン...
ウエルガス・アンサンブルの描く「静かな春」 古楽の世界には、名前も知らない作曲家の魅力ある作品がまだまだ数多く存在しています。今日の音盤は1528年生まれ(1600年没)のフランドル楽派の作曲家、クロード・ル・ジュヌ。ウ...
レクイエムという大河の上流付近の音楽 「レクイエム」といえば、モーツァルトのそれをまず第一に思い浮かべてしまいます。次いでフォーレ、さらにはヴェルディ、ラテン語ではないにせよブラームスの「ドイツ・レクイエム」といったとこ...
無視され続けている理由がわからない ピエール・ド・マンシクールという作曲家を知っているのは、古楽に通じた方以外にはいないのではないでしょうか。音盤も検索してみると、本盤以外は片手に余るほどしか見当たりません。そんな作曲家...
やはりモンテヴェルディは天才だった モンテヴェルディの現存している3つのオペラのうち、ガーディナーが振った2つ(「オルフェオ」1985年録音、「ポッペアの戴冠」93年)については、すでに記事を掲載しました。「ウリッセの帰...
ヌリア・リアルの美声に浸る 以前、ヘンデルのアリア集で取り上げたソプラノ歌手ヌリア・リアルの美声があまりにも心に染み込んできたため、さらに聴いてみたいと思っていました。目をつけたのがこのアルバムです。初期録音からの音源を...
ダンスタブル「モテット集」 先日取り上げたヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音盤「ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの歌曲&アンティフォナ&初期ルネサンスのモテット」に、一緒に作品が収録されていた作曲家の一人が、このジョン・ダ...
バロック・オペラの一大傑作、でも聴き方が難しい 古楽を愉しみ、オペラを愉しむと、行き着く先はモンテヴェルディです。その最晩年に書かれたオペラ「ポッペアの戴冠」。十数年前に購入した際は「何なの?このオペラ」という状態で、ま...