アレッサンドリーニのバッハ管弦楽組曲
軽やか・艶やか・まろやかの21世紀録音 クラシック音楽を聴き始めた30数年前、バッハの管弦楽組曲については「リヒターの指揮した盤(61年録音)があればあとはいらない」的な評論家の言があり、それを鵜呑みにしたまま年月が過ぎ...
軽やか・艶やか・まろやかの21世紀録音 クラシック音楽を聴き始めた30数年前、バッハの管弦楽組曲については「リヒターの指揮した盤(61年録音)があればあとはいらない」的な評論家の言があり、それを鵜呑みにしたまま年月が過ぎ...
バッハをモダン・ピアノで面白く聴かせるフェルナー クラシック音楽を聴き続けて40年くらい経ちました。ようやくバッハの音楽の良さがわかりかけてきました。でも、まだまだ「インヴェンションとシンフォニア」については十分に理解で...
正体不明の録音を聴く愉しみ 先週とりあげたストリーミングによるモーツァルト:ピアノ協奏曲第21番。日本人演奏家の録音を探して聴いているうちに、正体不明の演奏を見つけました。Hiroko Kurai なるピアニストのライヴ...
美人ジャケット盤は演奏も素晴らしい 美人なお姉さんがジャケットを飾っている音盤を見ると、つい買ってしまいます。本盤もかなり前から狙っていたのですが、気づいたら入手困難、ようやく中古盤で見つけることができました。2004年...
天上から舞い降りてきた音楽のように 古楽器演奏を聴くようになり、バッハの良さが少しずつわかってきました。最近繰り返して聴いているのがこのランヌーの演奏しているバッハのチェンバロ作品集です。CD5枚組のBOXであり、「フラ...
どれをとっても新時代のバッハ演奏 バッハのヴァイオリン協奏曲の音盤は、もう買わなくてもいいのではないかと思っていたものの一つです。好きなヴァイオリニストの音盤を集めているうち、この曲の盤も自然に増えてしまったからです。ム...
バッハ「モテット集」の究極の姿 バッハの宗教曲というと、リヒターの圧倒的名演のせいでしょうか、荘厳で厳粛で立派で豪華で重厚で、といったイメージから離れることができません。しかし近年、古楽器演奏の素晴らしい演奏を聴き、そう...
これが21世紀のバッハ演奏だ! バッハの音楽が苦手だった私ですが、気がつけばバッハの無伴奏ヴァイオリンと無伴奏チェロの音盤が次第に増え、しかもよく聴くようになりました。ヴァイオリンの方は、シャハム盤、イブラギモヴァ盤など...
誰もが親しめる、やさしい小品集 「DHM-BOX」に収録されている音盤はどれもこれも素敵ですが、その中でももっともチャーミングな一枚はこれでしょう。古楽は難しい、バッハはわかりにくい、という先入観を見事に取り払ってくれる...
バッハ・無伴奏の新しい形態 バッハの無伴奏チェロ組曲。何か重々しい雰囲気があり、姿勢を正して聴かなくてはならないような威厳があります。でも最近は、そうしたイメージを打ち破るような無伴奏が登場しています。以前取り上げた若き...