2台ピアノ伴奏版のモーツァルト・レクイエム
「宗教曲」ではなく「合唱曲」として聴く ジュスマイヤー版、バイヤー版、ランドン版など、モーツァルトのレクイエムといえば何かと「版」が問題になるのですが、今回取り上げたいのは「2台ピアノ伴奏版」。未完の楽譜を補完したヴァー...
「宗教曲」ではなく「合唱曲」として聴く ジュスマイヤー版、バイヤー版、ランドン版など、モーツァルトのレクイエムといえば何かと「版」が問題になるのですが、今回取り上げたいのは「2台ピアノ伴奏版」。未完の楽譜を補完したヴァー...
ネーヴェル&ウエルガス・アンサンブルで聴く ルネサンス期にはまだまだ知られていない作曲家が数多く潜んでいるのですが、このマテウス・デ・ペルージオもまたそうした一人かと思います。いろいろ探してみたのですが、音盤は、本盤とロ...
テルツ少年合唱団の初々しい響き 少年合唱団を起用したモーツァルト「レクイエム」はいくつか登場しています。その先駆けともいえるのが本盤でしょう。少年合唱団だけでなく、ソプラノ、アルトにはボーイ・ソプラノ、ボーイ・アルトをあ...
アル・アイレ・エスパノールの陽気な演奏 ボックス・セットに収録されていなければ聴くことがなかったかもしれない音楽。本盤は私にとってそういう種類のものです。スペインの音楽は、積極的に手を出そうという気が起きません。でも、聴...
スザンネ・グリュツマンの素敵な演奏で ロベルト・シューマンの妻・クララの作曲した作品も、近年ではだいぶ録音されるようになってきました。「クララ・シューマン:ピアノ曲全集」と銘打たれた音盤も、本盤以外にもいくつか見られます...
ロンドン中世アンサンブルの素敵な音楽 14世紀フランスの作曲家、ギヨーム・ド・マショーといえば「ノートルダム・ミサ」が有名です。実はミサ曲はこの1曲しか現存していないようですが、モテット、バラードなど、マショーはいくつも...
カメラータ・ケルンの素敵な全曲録音盤 後期バロックを代表する作家・テレマンは、クラシック音楽史上、最も多くの曲を創り上げた人物として知られています。そのためテレマンの作品の全貌はなかなかつかめないのですが、この「音楽の練...
ユーフォニアムとピアノの豊潤な音楽世界 「日本人演奏家による素敵な音楽はないか」と探していて見つけた一枚です。ユーフォニアムというあまり馴染みのない管楽器にも惹かれました。聴いてみると心地良い音楽の世界が展開していきます...
力作なのにヒットしなかった!不運の人と曲 アイブラーという作曲家を知っている人は決して多くはないでしょう。知っている人でさえ、「モーツァルトのレクイエムの補筆をお願いされたけど投げ出した人」くらいの認識であるはずです。ほ...
ネルソン、カークビーの歌に魅せられる 「宗教曲」というとオケと合唱団による大がかりで長大な曲であるかのような思い込みがありました。古楽を聴くようになり、決してそうではないことに気づきました。小編成のシンプルな曲の方が心に...