シフとヴィトマンのブラームスを聴く
ブラームスの2曲のクラリネットソナタ ブラームスのオーケストラ曲はやたらボリューミーで、年をとってからはほとんど聴くことがなくなりました。その一方で室内楽曲、特にクラリネットを含む作品は静かで落ち着いた雰囲気があり、好ん...
ブラームスの2曲のクラリネットソナタ ブラームスのオーケストラ曲はやたらボリューミーで、年をとってからはほとんど聴くことがなくなりました。その一方で室内楽曲、特にクラリネットを含む作品は静かで落ち着いた雰囲気があり、好ん...
ラウズとイベールのフルート協奏曲 またしてもジャケ買いしてしまいました。触ると火傷しそうな素敵なお姉さんです。一見するとジャスのようなアルバム・ジャケット。こうした風貌の女性ジャズ・シンガーなら、やるせない雰囲気のダミ声...
子どもも大人も愉しめる、至福の音盤 CD棚を整理していて見つけた一組。20数年前に購入したもので、所有していたことすら忘れ去っていました。シアターこんにゃく座による林光のオペラ「森は生きている」です。素敵な時間を過ごすこ...
その3 近現代曲 今年8月末に登場した「小澤BOX」。繰り返し、しみじみと聴いています。日本を代表する指揮者・小澤征爾のCD-BOXであり、しかも完全限定。買って良かったと思えるBOXです。 今回は小澤の得意分野、近現代...
不思議な相性を見せる、ギターとヴァイオリン ヴァイオリンの珍しい曲はないかと探していて、見つけた音盤です。ケマル・ベレヴィという聞いたことのない現代の作曲家です。しかもヴァイオリンとギターという組み合わせ。聴いてみたので...
バスク地方に思いを馳せた素敵な音盤 何か珍しいラヴェルのピアノ協奏曲が聴けるだろうと思い、購入した一枚です。でも、手元に届いて曲目を確認してびっくり、バロック期のクープランやラモーがいるかと思えば現代作家のフィリップ・グ...
不思議なピアニスト、ジョアンナ・グッデール なんとも不思議な音盤を買ってしまいました。「Debussy in Resonance」。日本語訳では「共鳴するドビュッシー」。ピアニストはジョアンナ・グッデール。単なるドビュッ...
バッハ・無伴奏の新しい形態 バッハの無伴奏チェロ組曲。何か重々しい雰囲気があり、姿勢を正して聴かなくてはならないような威厳があります。でも最近は、そうしたイメージを打ち破るような無伴奏が登場しています。以前取り上げた若き...
児童合唱は鑑賞に値すべき素敵な音楽 「岩河三郎」と聞いてピンとくるでしょうか。合唱曲「木琴」「親しらず子しらず」「野生の馬」などの名曲は、この岩河三郎が作曲しています。最近の中学生はあまり取り上げることがないのですが、か...
「筑後川」、いやそれよりも「岬の墓」 日本の合唱作品が好きで、CDもよく聴いています。とくにこの團伊玖磨の「筑後川」。終曲の「河口」は、中学校の合唱コンクールでの中学校3年生の定番大曲の感があり、しっかりとした合唱団の演...