ファウストのバッハ「ヴァイオリン協奏曲集」を聴く
どれをとっても新時代のバッハ演奏 バッハのヴァイオリン協奏曲の音盤は、もう買わなくてもいいのではないかと思っていたものの一つです。好きなヴァイオリニストの音盤を集めているうち、この曲の盤も自然に増えてしまったからです。ム...
どれをとっても新時代のバッハ演奏 バッハのヴァイオリン協奏曲の音盤は、もう買わなくてもいいのではないかと思っていたものの一つです。好きなヴァイオリニストの音盤を集めているうち、この曲の盤も自然に増えてしまったからです。ム...
これが21世紀のバッハ演奏だ! バッハの音楽が苦手だった私ですが、気がつけばバッハの無伴奏ヴァイオリンと無伴奏チェロの音盤が次第に増え、しかもよく聴くようになりました。ヴァイオリンの方は、シャハム盤、イブラギモヴァ盤など...
音楽と向き合う真摯な姿勢 庄司紗矢香については、以前取り上げたプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタが素晴らしかったので、他の盤を探していたのですが、ベートーヴェン&シベリウスの協奏曲があったので、買ってしまいました。ベー...
穏やかなギア・チェンジ、変化する曲の表情 今もっともエキサイティングなバロック・ヴァイオリン奏者リナ・トゥール・ボネのジャケ・ド・ラ・ゲールのソナタ集です。2年ほど前に購入した盤ですが、愛聴しています。古楽の世界への理解...
分かってくると、なんとも愛おしい Amazonでリナ・トゥール・ボネのCDを検索していたら引っ掛かった謎のアルバム(2021年発売)。私はHMVのサイトを毎日2回はチェックしているのですが、このアルバムは見たこともありま...
バロック期のヴァイオリン・ソナタは愉し リナ・トゥール・ボネのエネルギッシュなヴァイオリンに魅せられて、また購入してしまいました。これで8枚目です(当サイトで取り上げたのは5枚目)。今回はビーバーです。以前取り上げたロザ...
研ぎ澄まされた刃のようなバッハ かつてバッハの無伴奏の録音といえば、老巨匠たちの専有物のような状況が続いていました。実演では度々演奏していながら、レコーディングには慎重を期していた若いヴァイオリニストが多かったのではない...
これは「役場のオジサンの文句」などではありません バッハというと、どこか堅苦しいイメージがあります。元ニュースキャスターで部類の音楽愛好家の俵孝太郎氏は著書の中でバッハの音楽を「はっきりいわせてもらえば役場のオジサンの文...
「聴き飽きた」協奏曲と「人気のない」交響曲、しかし 「聴き飽きた」と、クラシック音楽ファンなら誰しも感じてしまう名曲「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」と、おそらくはもっとも人気のない交響曲の一つ「宗教改革」。メンデルスゾーンで...
プロコフィエフのvnソナタは2曲揃えて 「ヴァイオリン・ソナタ」という形態の音楽を聴くとしたら、まずはベートーヴェンの10曲でしょう。ではその次は?と尋ねられたら。ブラームスかもしくはラヴェル&ドビュッシーと答える方が多...