わからないなりに十分に楽しめました
5月に中古で購入したCD-BOX
「vivarte 60CD collection」が
あまりにも素晴らしかったので、
第2集も探して買ってしまいました。
「vivarte 60CD collection Vol.2」 。
これで第1集とあわせて120枚。
感動も2倍です。
その1枚目、
「聖母マリアの生涯」です。
「聖母マリアの生涯」
01 Ave maris stella
02 Gaudens gaudebo
03 Benedicta es tu, Virgo Maria
04 Ave Maria, gratia plena
05 Nativitas tua
06 Ave Maria, gratia plena
07 Ave Maria
08 Ecce virgo concipiet
09 Cum audisset
salutationem Mariae
10 Magnificat
anima mea Dominum
11 Magnificat
12 Kyrie “Virginitatis amator”
13 Salve sancta parens
14 Alma Redemptoris mater
15 Lumen ad
revelationem gentium
16 Adorna thalamum tuum
17 Stabat sancta Maria
18 Stabat Mater
19 Recordare, Virgo Mater
20 Gaudeamus omnes
21 Lectio libri Sapientiae
22 Assumpta est
23 Sancta Maria
24 Salve Regina
Ruhland(指揮)
Niederaltaicher Scholaren
録音:1989年
心に染み入るような美しい音楽です。
この記事を、今日7月24日早朝に、
本作品を聴きながら書いています。
この時期には珍しい
濃い霧がかかっているのですが、
窓から見える朝靄の風景と相まって、
非常に神秘的に聴こえてきます。
中世の教会音楽は
基本的にモノフォニーです。
一部にポリフォニーが現れるのですが、
大部分はユニゾンで進行していきます。
男声のもの、女声のもの、
混声のものと、
曲によって変化がみられます。
ただし、このジャンルは
私にとってはじめてですので、
この形式が一般的なものか、
あるいはこの演奏特有のものか、
またこの演奏の出来映えが
相対的に優れているのかどうか、
古楽初心者の私には
よくわかりませんでした。
ですが、音楽は頭で
理解すべきものではないのでしょう。
聴いて愉しいかどうか、
心が癒やされるかどうか、
なにかを感じるかどうか、
そうしたことが大切なのだと思います。
わからないなりに十分に楽しめました。
クラシックCDも
5000枚を超えたあたりから、
「もうそろそろいいのではないか」と
思っていましたが、
まだまだ未知の世界が広がっています。
楽しみは尽きません。
(2021.7.24)
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