C・P・E・バッハのフルート・ソナタ集

フラウト・トラヴェルソの音色も素敵です

60枚組のCD-BOX
vivarte 60CD collection」ですが、
一通り聴き終え、
現在2周目に入っています。
やはり素晴らしい音楽の玉手箱です。
こんな素敵なCD-BOXを、
10年間放っておいたなんて、
もったいないことをしました。
今日はフルートの原形、
フラウト・トラヴェルソの演奏による
盤です。

「C・P・E・バッハ:フルート・ソナタ集」

C・P・E・バッハ:
 フルート・ソナタ変ホ長調H545
 フルート・ソナタト長調H509
 フルート・ソナタハ長調H515
 フルート・ソナタ変ロ長調H578
 フルート・ソナタニ長調H505
 フルート・ソナタト短調H542.5
 フルート・ソナタ変ロ長調H543
 フルート・ソナタハ長調H504
 フルート・ソナタト長調H508
 フルート・ソナタホ長調H506
バルトルド・クイケン(Fl-tr)
ボブ・ファン・アスペレン(cemb)
(2枚組)

フラウト・トラヴェルソは
現代のモダン・フルートよりも
素朴で柔らかい音に聞こえます。
木製の楽器ですから、
よりそうしたイメージが
強く感じられます。
それがチェンバロの伴奏によって
一層引き立てられています。
1993年の録音ですが、
音は鮮明であり、
2つの楽器の音がきわめて明瞭です。

カール・フィリップ・エマヌエルは
J.S.バッハの次男であり、父バッハ同様、
音楽家として大成しました。
しかし彼は、父親よりもその友人・
テレマンの様式を受け継ぎ、
より簡素でメロディを追求し、
古典派の礎を
創り上げたことで知られています。
この演奏を聴くと、これらの作品が、
バロックから古典派への
過渡期とも言える時代に
生まれたものであることに
納得がいきます。
大バッハの作品は
それなりに聴いてきましたが、
その一族の作品は、実ははじめてです。

調べてみるとC・P・E・バッハは
協奏曲や鍵盤楽曲、合唱曲など
様々な分野で作品を残しています。
これらについても聴いてみたいと
思うようになりました。

30年間クラシック音楽を聴き、
それなりに音楽の森の奥に
分け入ったような気でいましたが、
まだまだ入り口付近を
右往左往していただけだと
気づかされます。
いや、だからこそ
クラシック音楽は愉しいのです。
頑張って森の深奥にたどり着きたいと
思います。

(2021.5.29)

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