I Eat the Sun and Drink the Rain

えもいわれぬ癒やしの音楽

素敵な1枚に巡り会いました。
なんとなく買ってしまったのですが、
大正解でした。
シンセサイザーと合唱という構成は、
クラシック音楽としては
ある意味邪道です。
しかしジャンルに囚われていては
いけません。
いいものはいいのです。

スヴェン・ヘルビッヒ:
I Eat the Sun and Drink the Rain

ABENDGLUHEN
MEERNACHT
KYRIE
L’ INFINITO
GEDENKEN
COMO EL SOL
A TEAR
AGNUS DEI
MAIBAUM
ICH GEH’ DIR NACH
 ヴォーカルコンソート・ベルリン
 スヴェン・ヘルビッヒ(synthesizer)
 クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
 録音:2015年

なんとも不思議な世界です。
聴いてみると中世の無伴奏合唱音楽、
まるで古楽のCDを聴いている
錯覚に陥るのですが、
伴奏にシンセサイザーが入ってきます。
それも極めて自然な形で。
そのためえもいわれぬ
癒やしの音楽が展開されます。
どこをとっても美しい音楽です。

この音楽を創り、
そしてシンセサイザー演奏まで
行っているスヴェン・ヘルビッヒは、
ドレスデンで活躍する
作曲家兼プロデューサー。
ネットによるとエイナウディ、
スティーヴ・ライヒ、
フィリップ・グラス、
カール・ジェンキンスの音楽に
影響を受け、
「次世代の新感覚をもつ作曲家」と
高い評価を得ているのだとか。

合唱の
ヴォーカルコンソート・ベルリンは、
2003年に設立された合唱団。
同年開かれたインスブルック・
フェスティヴアル・ウィークの
モンテヴェルディ「オルフェオ」で
デビューをし、
成功を収めているとのこと。
HMV等でディスコグラフィーを
たどってみると、
古楽演奏を主に活動しているようです。

そして指揮者の
クリスチャン・ヤルヴィは、
あのパーヴォ・ヤルヴィの弟。
兄パーヴォがベートーヴェンを
はじめとするスタンダードな交響曲を
指揮して目立っている影で、
弟クリスチャンは、
地味ながらこんな素敵な音楽を
創り上げていたとは。

実はこちらも
Amazonの最後の一枚価格、
345円というとんでもない値段で
購入することができました。
残念ながら現在(2021年5月5日)は
Amazon、HMV、TowerRecordsで、
2000円台、しかも在庫切れ。
しかし2000円台だとしても
十分に購入の価値ありだと
私は感じました。
新しい音楽の世界が広がります。
ぜひご一聴を。

※なお、YouTubeに、
 インタビューをはじめとする
 素敵な動画がアップされています。
 まずはこちらを
 参考にしてみてください。

(2021.5.5)

コメントを残す