素敵なジャケット、素敵な児童合唱
クラシック音楽の中で、
歌曲はあまり得意でないのですが、
合唱曲は大好きです。
とりわけ児童合唱は心が癒やされます。
しかし、児童合唱が入る
クラシック音楽は数少ないのです。
そんな中で見つけた一枚がこの盤です。
「Det blaser upp(風が向きを変え)」
・Det blaser upp igen
(風が向きを変え)
・Halla alla(やあ、みんな)
・Hatten ramlade av(帽子が落ちた)
・Tre blad(三枚の葉)
・Solen den ar for alla
(太陽はみんなのもの)
・Vad ar sanning((真実とは何?)
・Si och sa(まあそんなところ)
・Min fjaril(わたしの蝶々)
・Bortom bergen(山なみの向こうに)
・Nar vi ses igen
(わたしたちが再会する時)
サンナ・シェルマン(ヴォーカル)
ステーン・シェルマン(tenorsax他)
スペクトルム児童合唱団
プリスマ児童合唱団、他
2019年4月6,7日録音
誰もが楽しく聴ける一枚です。
全10曲がすべて、
NHK-Eテレに登場しそうな、
平易で明るく楽しい曲です。
歌詞はスウェーデン語ということで、
英語でさえわからない私には
ちんぷんかんぷんですが、
楽しい雰囲気であることは
理解できます。
ヴォーカルのサンナ・シェルマンの
歌声が明るく爽やかであり、
好感が持てます。
解説等の写真を見る限り
(それが彼女であるかどうか
定かではありませんが)、
恰幅のいいおばさんなのですが、
声は若々しい「歌のお姉さん」です。
ジャケット写真は
児童合唱団の一人だと思われますが、
素敵です。
今年購入したCDの中でも
最もセンスのある
ジャケットの一つです。
ジャケットはやはり大切です。
ネット情報では、
「サンナ・シェルマンの作った
詩的でリズミカルな
スウェーデン語の歌詞で
ハイチの伝承歌を歌ったアルバム」との
ことでした。
さらに「彼女とともにスウェーデンの
ワールドミュージック・シーンで
活躍するステーン・シェルマン」と
ありましたので、
ヴォーカルのサンナ・シェルマンと、
全曲を編曲している
ステーン・シェルマンとは
パートナーであることが
推察されますが、情報を
収集することができませんでした。
「本」を考えても、現在「絵本」は
無視できないクオリティを
持っているものが多くなりました。
同様に、クラシック音楽の世界でも、
当盤のように児童合唱主体の音楽も
注目すべき盤が
少なからずあるように思うのです。
Amazonで1576円で購入できました。
十分に満足できる良い買い物でした。
(2020.12.20)