クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7
クララ・シューマン
(シューマンの奥様)の
ピアノ協奏曲が聴きたくて、
CDを探していたら、当盤
THE WOMEN’S PHILHARMONIC
〔KOCH〕に辿り着きました。
THE WOMEN’S PHILHARMONIC
〔KOCH〕
![](https://i0.wp.com/www.xn--68j2bd00b5dpc7181c2ssb6kvp57b6yf.club/wp-content/uploads/2020/04/2019.05.02.jpg?resize=700%2C697&ssl=1)
タイトルどおり、
女性作曲家のオーケストラ曲集です。
1曲目はメンデルスゾーンのお姉様、
ファニー・メンデルスゾーンの
「序曲」。
2曲目がお目当ての
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲。
どことなく雰囲気は
ショパンに似ていますが、
やはり独自の世界をもっています。
3曲目がタイユフェール、
「ハープと管弦楽のための協奏曲」。
これが聴き応えがありました。
美しい曲です。
4曲目5曲目がブーランジェ。
交響詩「哀しみの夜に」、
ヴァイオリンとピアノのための
「春の朝に」、の2曲です。
後半は初耳の作曲家が並びました。
![](https://i0.wp.com/www.xn--68j2bd00b5dpc7181c2ssb6kvp57b6yf.club/wp-content/uploads/2020/04/2019.05.02-2.jpg?resize=700%2C601&ssl=1)
珍しいCDに手を出すと、
収録情報がよくわからず苦労します。
指揮者はFellettaなる人物。
男なのか女なのか、
購入した当時は不明でしたが、
やはり女性でした。
最近はNAXOSレーベルで
活躍しているようです。
ピアノはCheng、
どうやらカナダの女性ピアニスト、
ハープはBenet、
こちらも美しい女性のようです。
オーケストラ名は
どこに書いてあるかすら
わかりませんでした。
聴いて面白ければそれでいいのです。
クラシック音楽会も
男尊女卑の傾向が見られます。
こうした女性に焦点を当てたCDは
それだけで
面白く聴くことができました。
こんなCDいかがですか。
(2020.4.11)