ジョルディ・サヴァールの「モンセラートの朱い写本」
即興演奏・豪華主義・優秀録音の「朱い本」 聖地モンセラート修道院。訪れた巡礼者をもてなすために歌われた曲を収めた写本は、19世紀になって朱色のビロードの表紙を施され、「朱い本」と呼ばれるようになりました。いわゆる「モンセ...
即興演奏・豪華主義・優秀録音の「朱い本」 聖地モンセラート修道院。訪れた巡礼者をもてなすために歌われた曲を収めた写本は、19世紀になって朱色のビロードの表紙を施され、「朱い本」と呼ばれるようになりました。いわゆる「モンセ...
アルフォンソ10世「聖母マリアのカンティガ集」を聴く 中世の音楽を探検しているとたどり着く作品の一つがこのアルフォンソ10世編纂の「聖母マリアのカンティガ集」でしょう。13世紀半ばに詩人・楽士・ムーア人の踊り手の協力を受...
軽やか・艶やか・まろやかの21世紀録音 クラシック音楽を聴き始めた30数年前、バッハの管弦楽組曲については「リヒターの指揮した盤(61年録音)があればあとはいらない」的な評論家の言があり、それを鵜呑みにしたまま年月が過ぎ...
バッハをモダン・ピアノで面白く聴かせるフェルナー クラシック音楽を聴き続けて40年くらい経ちました。ようやくバッハの音楽の良さがわかりかけてきました。でも、まだまだ「インヴェンションとシンフォニア」については十分に理解で...
ユングヘーネル&カントゥス・ケルンの瑞々しい演奏 モンテヴェルディといえば、オペラ「オルフェオ」「ウリッセの帰還」「ポッペアの戴冠」、そして「聖母マリアの夕べの祈り」といった大曲が有名ですが、忘れてならないのがマドリガー...