プロコフィエフを聴くなら、絶対ヴァイオリン曲

「The Lockdown」

何か面白そうな
ヴァイオリンのCDはないかと
探して見つけたのが当盤です。
プロコフィエフ
2曲のヴァイオリン曲と
ピアソラの組み合わせです。
私はプロコフィエフの2曲の
ヴァイオリン・ソナタが大好きですが、
こちらの2曲も素敵です。

「The Lockdown」

プロコフィエフ:
 2本のvnのためのソナタ
  ハ長調Op.56

マヤ・レヴィ(vn)
ラチャ・アヴァネシアン(vn)

ピアソラ:
 6つのタンゴ・エチュード

マヤ・レヴィ(vn)

プロコフィエフ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
  ニ長調Op.115

ラチャ・アヴァネシアン(vn)

録音:2021年

「The Lockdown」という
アルバム・タイトルからわかるように、
ヴァイオリニストのマヤ・レヴィと
ラチャ・アヴァネシアンが
外出規制のさなかに制作した
アルバムです。
何でもブリュッセルのアパートを
レコーディング・スタジオに作り変えて
録音を行ったそうです。

ネット上のデータによると、
演奏者のマヤ・レヴィは、
「トリオ・カルロ・ファン・ネスト」
(ピアノ三重奏団)の
ヴァイオリンを務める
1997年生まれの女性ヴァイオリニスト。
一方のラチャ・アヴァネシアンは
メニューイン国際コンクール(2006)や
ニールセン国際音楽コンクール(2008)で
第1位を獲得するなどした、
アルメニア出身のヴァイオリニスト。
どちらも才能溢れる
若いヴァイオリニストです。

YouTubeにマヤ・レヴィの
チャンネルが開設されていて、
本盤収録曲の動画が公開されています。

1曲目のプロコフィエフ
「2本のヴァイオリンのためのソナタ」は、
作曲者が亡命生活に見切りをつけ、
故国に帰る途中に作曲された作品で、
どことなく郷愁を感じさせる名作です。

2曲目のピアソラは、
この録音がなされた2021年が
生誕100年の
メモリアル・イヤーとなっていました。
「タンゴ・エチュード」と
名付けられていますが、
エチュードにはとどまらない
魅力ある作品となっています。

3曲目の再びプロコフィエフの
「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」は、
一転して渋めの曲です。
ヴァイオリン・ソナタ
Op.80もOp.94bisも、そしてOp.56も
表情のわかりやすい曲なのですが、
このOp.115だけは
なかなかに手強い曲です。
しかしながら繰り返して聴いていくと、
その滋味が滲み出てくるような
奥深さを秘めています。

なお、本盤の制作レーベルである
RUBICONのHPで、収録曲の試聴が
できるようになっています。
こちらからどうぞ。

やはりプロコフィエフの
ヴァイオリン曲は素敵です。
プロコフィエフを聴くなら
交響曲でも管弦楽曲でも
ピアノ曲でもなく、
絶対ヴァイオリン曲だと、
私は常に思っています
(交響曲も管弦楽曲もピアノ曲も
好きなのですが)。
やはり音盤は愉し、です。

(2022.6.12)

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