ヘンデルとジェミニアーニのコンチェルト・グロッソ

コンチェルト・グロッソって何?

バロック特有の音楽形式
「コンチェルト・グロッソ」
よくわからないまま
30年間過ごしてきました。
ヘンデルのOp.6の12曲は
以前から聴いてきたのですが、
「vivarte 60CD collection」には、
そのヘンデルのOp.3の6曲と
ジェミニアーニの8曲が
収録されています。

BOX-1 Disc 30
ヘンデル:合奏協奏曲集Op.3

ヘンデル:
 合奏協奏曲集 Op.3(全曲)

ジーン・ラモン(指揮)
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
録音:1993年

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BOX-2 Disc15
ジェミニアーニ:合奏協奏曲集

ジェミニアーニ:
 合奏協奏曲ニ短調 Op.2-3
 合奏協奏曲ハ短調 Op.2-1
 合奏協奏曲イ長調 Op.2-6
 合奏協奏曲ハ短調 Op.2-2
 合奏協奏曲ニ長調 Op.2-4
 合奏協奏曲ニ短調 Op.2-5
 合奏協奏曲ハ長調
  (コレッリのソナタOp.5-3による)
 合奏協奏曲ト短調
  (コレッリのソナタOp.5-5による)

ジーン・ラモン(指揮)
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
録音:1990年

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そもそも「Concerto Grosso」、
または複数形「concerto grossi」とは、
イタリア語で「大きな協奏曲」という
意味なのだそうです。
通常、「協奏曲(concerto)」とは、
独奏楽器が旋律を奏で、
オーケストラがその伴奏を行う
形式です。
「Concerto Grosso」の場合、
独奏者の小グループと、
オーケストラ(もしくは
小アンサンブル)の、
二群が交代しながら
演奏する楽曲のことです。

「Concerto Grosso」はバロック時代に
非常によく見られた形式です。
ところがヘンデルのOp.6以降、
独奏楽器による「協奏曲」が
より一般的な音楽形態となり、
「Concerto Grosso」は
姿を消すことになります。
「Concerto Grosso」の訳語として
「合奏協奏曲」が
充てられることが多いのですが、
ソロ群のない
「concerto sinfonia」という形式が
別に存在するため、
それらと区別できないという
難点があり、近年はそのまま
コンチェルト・グロッソと
表記されることも多いようです。

さて、2枚の盤ですが、
さすがターフェルムジーク管です。
一糸乱れぬアンサンブルが、
爽快感を生み出しています。
編成が小さいため、
作品の構成がよく見通せる
すっきりとした演奏です。
録音技術も秀逸であり、
美しい音色を完璧に捉えて
再現させています。

こうして聴いてみると、
特にヘンデルのOp.3は
Op.6以上に軽快であり、
チャーミングな曲であることに
気づかされます。
私の住んでいる地域では、
今が桜の見頃です。
この曲を流しながら
窓の外の桜に見入っています。
やはり音盤は愉し、です。

(2022.4.30)

【当盤鑑賞に最適のSAKE】

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