ヴィヴァルテ・ボックスのヴィヴァルディ

この4枚を十分に愉しんでいます

ソニー・クラシカルの
古学専門レーベルであった「vivarte」。
その名の由来はどう考えても
バロック時代の作曲家「vivaldi」から
とられたものだと考えられるのですが、
ボックス・セット
vivarte 60CD collection第1集第2集
計120枚の中で
ヴィヴァルディのものは
この4枚しかありません。

「ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ集」
 BOXⅠDisc28

 チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 RV47
 チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 RV41
 チェロ・ソナタ第3番イ短調 RV43
 チェロ・ソナタ第4番変ロ長調 RV45
 チェロ・ソナタ第5番ホ短調 RV40
 チェロ・ソナタ第6番変ロ長調 RV46

アンナー・ビルスマ(Vc)
アンドレーア・マルコン(Cemb&Org)
アレッサンドロ・ズブロジョ
 (ヴィオローネ)
フランチェスコ・ガッリジョーニ
 (通奏低音Vc)
イヴァーノ・ザネンギ(Lute)
録音:1999年

まずはビルスマによる
チェロ・ソナタ集です。
ネットで見つけた解説によると
「かつて作品14として知られ
数多くの楽器のために編曲されてきた
チェロと通奏低音のためのソナタ
全6曲を、
ビルスマがオリジナルの姿で演奏」した
とのこと。
古楽器チェロの名手・ビルスマの
味わい深いチェロの音色が
聴きどころとなっています。

「ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリン協奏曲集「四季」/他」
 BOXⅠDisc23

ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリン協奏曲集
  Op.8-1~4「四季」
 弦楽のためのシンフォニア
  ロ短調「聖墓のそばで」RV169
 4つのヴァイオリンのための協奏曲
  ロ短調RV580 Op.3-10

ジーン・ラモン(Vn&リーダー)
ターフェルムジーク・バロック管
録音:1991年

続いて有名曲「四季」。
近年この曲は古楽器演奏が主流となり、
優れたものが数多く出されています。
その多くは古楽器ピッチa=415Hzを
採用しているようなのですが、
この盤では現在のものと同じ
a=440Hzであるとのことです。
そのため、古楽器演奏特有の
「くすんだ感じ」がなく、
輝きに満ちた演奏となっています
(「くすんだ感じ」も味わい深く
素敵なのですが)。

「ヴィヴァルディ:
 弦楽器のための協奏曲集」
 BOXⅡDisc59

ヴィヴァルディ:
 チェロ協奏曲イ短調RV 418
 弦楽のための協奏曲ハ長調RV.117
 弦楽のための協奏曲ヘ短調RV.143
 vnとvcのための協奏曲
  変ロ長調RV.547
 2つのvnと2つのvcのための協奏曲
  ト長調RV.575
 4つのヴァイオリンのための協奏曲
  ニ長調RV.549
 チェロ協奏曲ト長調RV 413
 弦楽のための協奏曲ホ短調RV.134
 弦楽のための協奏曲イ長調RV.159
アンナー・ビルスマ(Vc)
ジーン・ラモン(Vn&リーダー)
ターフェルムジーク・バロック管
録音:1990年

「ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲他」
 BOXⅠDisc49

ヴィヴァルディ:
 弦楽のための協奏曲ト短調RV.157
 チェロ協奏曲ニ長調RV.403
 弦楽のための協奏曲ト短調RV.152
 チェロ協奏曲ロ短調RV.424
 弦楽のための協奏曲ニ短調RV.127
 2つのvnと2つのvcのための協奏曲
  ニ長調RV.564
 2つのオーボエのための協奏曲
  ニ短調 RV.535
 チェロ協奏曲イ短調RV.419
 チェロとファゴットのための協奏曲
  ホ短調RV.409
 2つのob,2つのvn,fgのための協奏曲
  ハ長調RV.557
 弦楽のための協奏曲
  ト長調RV.151「田園風」

アンナー・ビルスマ(Vc)
ジーン・ラモン(Vn&リーダー)
ターフェルムジーク・バロック管
録音:1996年

「四季」以外の
ヴィヴァルディの協奏曲は、
なんと500曲以上あるようです。
ここで取り上げられているのは、
チェロ協奏曲を中心に
数曲をセレクトした盤2枚です。
BOX第1集には1996年録音の
新しい方が入っていましたが、
第2集には1990年の方が
収納されています。

ヴィヴァルディの場合、
「500曲の協奏曲がある」というよりも
「1曲の協奏曲の
500もの変奏曲がある」といっても
いいくらい、印象が同じで
聴き分けの難しい曲の
集合のようなものとなっているのです。
プロデューサーのエリクソンも、
チェロのビルスマも、
指揮のラモンも、
はなから全曲録音など
考えてなどいなかったのでしょう。

その結果として、vivarteレーベルは、
多彩な古楽の水平を切り拓いた
魅力あるレーベルとして
確立されていったのです。
ヴィヴァルディの作品については現在
NAIVEレーベルが
全作品を録音するという
プロジェクトを進行中ですので、
そちらを期待したいと思います
(もっとも私は
10枚程度購入した段階で
早々とリタイヤしたのですが。
すべて同じに聞こえてしまって)。

というわけで、
ヴィヴァルテ・ボックスの
ヴィヴァルディ4枚を
十分に愉しんでいます。

※この4枚は、「ヴィヴァルディ:
 協奏曲集&チェロ・ソナタ集」として
 4枚組BOXで発売されてもいます。

(2021.11.6)

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