ブリュメルの「地震ミサ&怒りの日」

透明感のある精緻なアンサンブル

先日購入したCD-BOX
「vivarte 60CD collection Vol.2」
これまで取り上げた
「聖母マリアの生涯」
「グレゴリアン・チャントの神髄」
いわゆる中世の音楽なのですが、
そこから繋がるルネサンス期の音楽が
本盤ブリュメルの作品集です。
本盤には「地震ミサ」と「怒りの日」の
2曲が収録されていますが、
どちらも透明感のある
精緻なアンサンブルが聴きどころです。

Antoine Brumel:
 地震ミサ、怒りの日

ミサ「見よ、大地が大きく揺れ動き」
セクエンツァ「怒りの日」

ウエルガス・アンサンブル
パウル・ヴァン・ネーヴェル(指揮)
録音:1990年

アントワーヌ・ブリュメルは
このBOXで
初めて出会った作曲家です。
生没年が不詳で
[c.1460-c.1520]と表記されています。
この頃に活躍した作曲家で
有名なところはギョーム・デュファイ、
ジョスカン・デ・プレ、
パレストリーナといったあたりで、
このブリュメルは
レアな作曲家といえます。
CDを検索しても
数点しか見当たりません。

本盤収録の12声部の
ミサ曲「見よ、天地が揺れ動き」
(Missa Et ecce terrae motus)は、
ブリュメルの代表作なのだそうです。
演奏のウエルガス・アンサンブルは、
各声部1名による、シンプルで
バランスのよい響きを聴かせます。
各声部の透明感のある響き合いは
美しい限りです。

2曲目の
セクエンツァ「怒りの日」も同様に、
美しい合唱が聴きどころです。
ただ1曲目のミサとは異なり、
冒頭部と途中に器楽伴奏が入ります。
この時代、多声音楽が大きく
進化したことをうかがわせる作品です。

それにしても
「vivarte 60CD collection」は、
第1集も第2集も、
宝箱のようなCD-BOXです。
中世からルネサンス期の音楽を
収めたCDだけを取り出し、
作品成立順に並べ、聴き通したなら、
音楽史の流れを
耳で理解できるのではないかと
思うくらいです。
音楽の愉しみは尽きません。

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