メンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタ

素敵な曲ばかりです。

「多分何枚か持っているだろう」と
思いながら買ったものの、
意外と持っていなかったのが
このメンデルスゾーン
ヴァイオリン・ソナタです。
探してみたのですが、
ムターがヴァイオリン協奏曲に
併録していた1曲が
見つかったのみでした。

メンデルスゾーン
「ヴァイオリン・ソナタ全集」

メンデルスゾーン「ヴァイオリン・ソナタ全集」

メンデルスゾーン:
 1 ソナタ ヘ長調(1838)
 2 ソナタ ヘ短調 Op.4
 3 ソナタ ニ短調(1825,未完)
 4 ソナタ ヘ長調(1820)
マデリーネ・アドキンス(vn)
ルイス・マガリャアエス(p)
録音 2015年

素敵な曲ばかりです。
作品番号が与えられているのは
2曲目のヘ短調ソナタOp.4だけですが、
それ以外の曲が見劣りするかといえば
決してそうではありません。
むしろ1曲目のヘ長調ソナタ、
4曲目のヘ長調ソナタの方が
面白く聴けました。

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1曲目のヘ長調ソナタは、
作曲者の生前には
出版されなかったとのことでした。
1953年に
ヴァイオリニストのメニューインが
ベルリンの図書館で発見し、
その校訂によって
出版された曲なのでした。
冒頭から歌曲のような
素敵なメロディが紡ぎ出される
甘美な曲です。

4曲目のヘ長調ソナタは
なんとメンデルスゾーン11歳の作曲。
「習作」で片付けられるような
曲ではなく、十分に鑑賞に堪えうる
円熟味を感じさせる曲です。

Op.4ヘ短調ソナタは、
それら2曲とは異なり、
深刻な表情を湛えて
無伴奏のアダージョから始まります。
それでいて情熱的に高揚する
終楽章が聴きどころでしょうか。

それら3曲に加え、未完となった
ニ短調ソナタも加わっています。
こちらは収録しているCDが
少ないこともあり、
資料的価値は高そうです。

1809 Mendelssohn

さて、ヴァイオリニストの
マデリーネ・アドキンスですが、
2016年のシーズンからユタ交響楽団
コンサート・ミストレスに
就任しているということですので、
実力の方は確かなのでしょう。
瑞々しいヴァイオリンの音色を
聴かせてくれます。
CDはこれ1枚だけのようですが、
今後の録音に期待したい演奏家です。

(2021.4.17)

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