When night came…
クラシックにおいて器楽曲といえば
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、
次にくるのは管楽器として
クラリネットやフルートあたりが
よく聴かれるところかと思われます。
私のCD棚もそうです。
もっといろいろな楽器の音楽を
聴きたいと思って購入したのが
この一枚です。
「When night came…」
Anna Marie Wytko (sax)
・Roger BOUTRY:
サキソフォンとピアノのための
ディヴェルティメント
・Conrad BECK:
サキソフォンとピアノのための
ノクターン
・Bernhard HEIDEN:
サキソフォンとピアノのためのソナタ
・Karen THOMAS:
When night came…
・Erik SATIE
3つのグノシェンヌ
・Edison DENISOV:
サキソフォンとピアノのためのソナタ
Cameron Hofmann(p)
Walter Cosand(p)
1曲目が始まると、
「あれ、これってジャズのCDだっけ?」と
思うような曲調で始まります。
都会的で洗練されています。
おしゃれです。それでいて、
ジャズのように崩してはいません。
端正な音づくりであり、
ここがジャズとクラシックの
違いでしょうか。
サキソフォンとは
こんなにも魅力的だったのかと
驚かされます。
ジャズのように「サックス」などと
呼ぶべきではなく、
あくまでも「サキソフォン」です。
このサキソフォン奏者・
Anna Marie Wytkoですが、
日本語で紹介されている資料を
見つけることができず、
どんな経歴の女性か、
調べることができませんでした。
別のCDのジャケットや
公式サイトを見る限り、
若くて魅力的な女性であることは
間違いありません。
知っている曲は
サティのグノシェンヌだけでしたが、
十分楽しんで聴くことができました。
タイトル通り、
夜、一人静かに聴くべき音楽です。
YouTubeでも公開されています。
参考にしていただけたらと思います。
それにしても本盤、
マイナーなレーベルからの
CDであるせいか、
HMVでもTOWER-RECORDSでも
検索できません。
私は本盤をAmazonで321円という
やはり破格の値段(最後の一枚値段)で
購入できました。
いろいろな音楽を探してみるのは
楽しい限りです。
(2021.1.11)