クラシックCDこの曲ベスト3 File-007
リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35
管弦楽曲の2回目です。
音楽はわかりやすさが大切です。
わかりやすい曲といえば、この曲です。
聴くたびにワクワクします。
映画のサントラ盤のようです。
ストーリーがあって、
それに沿って音楽が
展開しているような錯覚を覚えます。
ゲルギエフ指揮キーロフ管
物語が映像として見えてきそうな、
ドラマチックでダイナミックで
推進力のある演奏です。
ゲルギエフは現代最高の
指揮者ではないかと思います。
チョン・ミュンフン指揮
パリ・バスティーユ管
流麗で美しい演奏。
色彩豊かな演奏。
それにもましてジャケットが美しい
(演奏には関係ないのですが)。
近年はこうした
魅力あふれるジャケットが
少なくなりました。
ライナー指揮シカゴ響
この曲は新しい演奏がお薦めです。
色彩感覚が大切だからです。
でも、古い演奏から一つ。
ライナー盤です。
独特の良さがあります。
コンドラシン指揮
コンセルトヘボウ管も素敵だし、
小澤旧盤も魅力的です。
デュトワ盤もバケルス盤も
気に入っています。
生きのいい指揮者の演奏が、
これからどんどん登場することを
願っています。
(2020.5.6)